病棟方針
超高齢社会の中で、疾患を抱えた患者様やご家族が安心して過ごせる
北館2階病棟は、内科・総合診療部の患者様を受け入れています。病棟を2つのチームに分け、受け持ち看護師を中心に、入院から退院までの看護ケアを計画・実施しています。経験豊富なスタッフがそろっており、専門職としてよく学び・技術を高めあい、人間性豊かな温かい看護をめざしています。
超高齢社会と言われている地域の中で、疾患を抱えながら安心して生活できるよう患者様・ご家族と関わっています。ご高齢の患者様が多く、身体機能の衰えは致し方ありません。中でも飲み込む力の衰えは、人にとって大切で楽しみな食事を奪いかねません。私たち看護師は、患者様の「食」生活が良くなるよう、耳鼻科医師による内視鏡下嚥下評価をもとに、患者様の「食べたい」という思いに寄り添いながら、言語聴覚士とともに食事に関する訓練も行っています。
また、入院による環境の変化などによって起こる精神症状(せん妄)が、少しでも早期に安定するために認知症ケアチームとともに考え、時々リハビリを兼ねたレクリエーションを取り入れてます。
さらに、患者様の入院生活は勿論のこと、退院後の療養生活が充実するよう、院内外の他職種とも連携をしています。