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診療科 総合診療部

部門の概要

 当院における総合診療部は大学病院等各専門医が揃っている都市部の基幹病院とは異なり、専門医に分化していない地域の病院にあって、複数の問題を抱えた患者様を幅広く横断的にみることを推進するために設けられた部門です。都市部の大病院で行われているような原因不明の病気の解明や稀少疾患、難渋する疾患の診断、治療を念頭に置いているのではありません。
総合診療部設置の背景には、当地域での高齢化に伴う疾病構造の変化とその結果生じてきた社会的ニーズの変容があります。地域医療の現場において、誤嚥性肺炎をいかに予防するか、心不全の憎悪を未然に防ぐために何に気をつけるか、脳卒中後の在宅ケアや高齢者のフレイルにどう向き合うかなど医療-介護-福祉の連携が必要なケースも増えています。
このため、現在は内科系医師を中心に、院内の他部門との連携を密にし、地域医療の現場において、このような社会的ニーズの高まりにも対応できるように考えています。加えて、当院でできる医療はきっちりと行い、できない医療はその病状・病態によって高次医療機関や専門医療機関としっかり連携することで、よりよい地域医療の構築を目指しています。
一方で、医師養成に関わる制度の下で、将来の日本の医療を担う若手医師を育てることも重要な課題です。当部門でも地域医療の研修医の指導など若手医師の育成に携わり、医療過疎な地域の医療を理解し、実践していただけるよう取り組んでいます。

医師紹介

総合診療部長兼地域連携室長:中山 一郎(なかやま いちろう)

総合診療部長兼地域連携室長:中山 一郎(なかやま いちろう)

神戸大学 昭和63年卒

大学卒業後は神戸市内及び播磨地域の複数の病院において内科医として、内科領域、特に循環器分野の臨床、研究に携わってきました。その後、2000年より当院に赴任し、内科全般の診療を担当しています。住民の皆様の健康問題に向き合いつつ、若手医師やコメディカルの教育指導、地域医療連携への取り組みなども行っています。

専門分野:循環器内科

所属学会・資格等:医学博士、日本内科学会(総合内科専門医)、日本循環器学会(循環器専門医)、臨床研修指導医、日本プライマリ・ケア連合学会(認定指導医)、日本専門医機構総合診療専門研修(特任指導医)、日本医師会(認定産業医)

非常勤医師:三澤美和医師(大阪医科薬科大学病院)毎週水曜日
非常勤医師:橋本忠幸医師(大阪医科薬科大学病院)毎週金曜日